紹興酒、シェリー酒といった熟成を思わせる厚みのある香りは、人により様々な感じ方ができる複雑さを持っている。味わいはしっかりとしているが濃いわけではなく厚みのある旨味と滑らかな長い余韻を楽しめる。造りの特徴からくる酸が甘みとのバランスを整えており飲み飽きしない。
気温の変化に合わせて味わいも変わるため常温で飲むことで季節感を感じられる。また、温度を上げることで円熟した甘みが膨らみ違った表情を楽しめる燗もお薦め。
味わいの特徴 | ||
さっぱり | ![]() |
濃醇 |
香りの特徴 | ||
穏やか | ![]() |
重厚 |
推奨飲用温度 | ||
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原材料 | 原材料米 | 精米歩合 |
米・米麹 | 山田錦 | 60% |
alc度数 | 日本酒度 | 酸度 |
18° | – | – |
アミノ酸度 | 酵母 | 貯蔵 |
– | – |
木戸泉酒造
『高温山廃モト』。自然の力に敬意を払い、酒造りに活かす。添加物を一切使わない醸造方法を50年以上守り続けてきたこだわりの酒。日本酒の長期熟成の可能性に早くから着目してきた、古酒の老舗蔵である。
贈り物に
1974年(昭和49年)から各年の古酒をご用意できるのは古酒の老舗蔵ならのラインナップ。お誕生日、設立記念といった様々なお祝いごとに喜ばれるギフトです。お酒と一緒に、その当時の流行や出来事が綴られた短冊が同梱されていますので当時を思い出しながらお楽しみ頂けます。
※メーカーの在庫都合により今後終売となる年もございます。ご了承下さい。
古酒の楽しみ方
古酒がもつ多くの魅力のうち香りは最も重要なものです。その魅力を最も引き出すには栓を開けてすぐに飲まないで下さい。少し時間を置き、お酒が呼吸を始め香りと味わいが啓くのを待って下さい。その長さは30分、1時間...と長ければ長いほうがいいでしょう。待ちきれない方にはデカンターを利用されるのもいいでしょう。グラスは少し大きめの、赤ワイン用のものがあればベストでしょう。グラスの中でも刻々と変化していく表情を、じっくりと時間を掛けてお楽しみ下さい。
古酒・熟成酒の保管方法
日本酒に賞味期限はありません。紫外線にあたると品質が劣化しますので、日光・蛍光灯などが当たらない暗いところに保管して下さい。古酒は瓶内でも熟成が進みますのでお好きなタイミングでお飲み下さい。
開封後もゆっくりと味わいが変化しながら熟成しますので同じ環境で保管して頂けます。長期保存される場合は瓶口の汚れを綺麗にすることをお薦めいたします。